腰が痛くて動けなくなった経験はあるだろうか。腰が痛いと動きが鈍り、立ち上がるだけでも辛い。体の中で目で見えて表面的な場所で、最も重要なのは腰かもしれない。
それと同じようにお腹が痛いと、うずくまり立ち止まり、何もできなくなる。体の内部では、脳や心臓は、それらが機能しなくなれば生命にかかわるため最も重要な臓器ではあるが、それ以外の臓器で、
この「胃腸」はその次に重要な臓器である。
口から運ばれてきた魚だの肉だの野菜だのが、胃に運ばれる。
胃には大工さん(消化酵素)が居てくれる。大工さんは食べ物を細かく分解してくれるのだ。
さらにそれらは小腸に運ばれる。小腸ではさらに細かく単糖、アミノ酸、脂肪酸などに分解し、
体内へ吸収もしてくれるのだ。また、ほとんどのビタミン、ミネラルもこの小腸で吸収される。
小腸の働きは、それだけではない。体内に侵入した「異物」から体を守る抗体の約60〜70%が、小腸で作られるのだ。そのためアレルギー反応などとの関連が深い。風邪やウイルスからの攻撃に負けない体作りの土台となるのだ。
小腸は、十二指腸・空腸・回腸の3つに分かれ、約6mの長さを持つ。体内で最も長い臓器の一つ。

胃腸は、食べたものを保管しておく倉庫のようなもの。倉庫の中身がいつもパンパンだったり、逆にスカスカ状態が続くようであれば、体に不調が起きるのはなんとなくイメージがつくはずだ。
体調を維持するためには、食べたものを体中に効率よく供給できることが望ましい。倉庫の中の酵素(大工さん)の数が多いほど、それらを効率よく処理できる。
胃腸を整える事は、生命維持にとって最も重要で大切なボディケアともいえるのだ。
胃腸の整え方
簡単である。
とにかく温める事。なんだそんなことかと拍子抜けの人もいたことであろう。
しかしやらない人は多い。
それと、動かすこと。動かすといっても胃腸は、動け!と言って動くものではないし、止まれ!といっても止められない。(不随意である)
つまり、湯たんぽとおなかマッサージだ。温めて、動かすには最善である。
私は、湯たんぽとおなかマッサージを自身の施術で取り入れ、便秘や軟便等お腹の不調を訴えるお客様と出会ってきた。
かくゆう私も若かし頃、暴飲暴食の末、10日間の謎の下痢。お腹を壊し体重は10kgほど落とし苦しんだ経験があった。その後出会ったお腹を手入れをしてくれる先生から学び、その重要性を身に染みて理解した経験がある。
ありきたりで直球であるこの「温めて動かす」という方法、「ここまでやってくれる人はなかなか身近にはいない」と言っていただけるようにもなった。思い切ってこのように発信してみようと思い、書き綴ってみた。
つづく


